マンガ制作用のポーズ集は、特定シチュエーションの写真が満載
気軽にポーズやシチュエーションをイメージする写真の勉強にはマンガのポーズ集を使うという手があります。
比較的、ありがちなパターンが多く、面白みにかけますし、こういった本のパターンは場数をこなしていれば自ずと身につくものではありますが、本になってると、いっぺんに目にできる利点はあります。
それに、「学校」や「街中」などシチュエーションごとに冊子になっているので、(撮影シチュエーションが合致さえしていれば)撮影慣れしていない人がどんなパターンで撮ろうか、あらかじめイメージをふくらませる資料にはなると思います。
(ジャンルにもよりますが)紙媒体などの制作で、ラフを考える際の素材としてもいけるかもしれません。
また、iPadアプリではその名も「ポーズ写真集」なるものも出ていますね。
では!
追伸ですが。。。。。
私は、一人パターンから数人、集合パターンまで、元気のあるポーズについて、自分の撮ったものや、あちこちから拾ってきたものなどを、パワポに貼り付けて出力したり、iPadでパパっと見られるようにしたりしています。これは、立て続けに同じようなシチュエーションで撮らねばならない時の万一のお守りです。
まあ、実際には使わない方が良いわけです。そんなもの見ながら撮られては、モデルさんが不安になるだけですし、クライアントさんの心象も良くはないですよね。
でも、非常に時間のない中、素人のモデルさんがものすごく立て込んでしまっているという、どう考えても楽しく会話しながらポーズを次々切り替えていく余裕なんか全くない時もあります。そんな時には素人のモデルさんにイメージを伝えるのに使います。
もうそういう時には不安がらせないように明るい声で楽しそうに見せてます。でも、むしろ好評だったりするから怖い。まあ、美容院でファッション誌を前にしている気分なのかな?ああ、自分はこんなポーズをしたら、どうなんだろう!なんて。
あとはクライアントさんがイメージをわかせにくいかな、と思った時の助っ人資料にする時がたまにあります(口で伝えるよりも見てもらったほうが、イメージの行き違いを起こす危険が低いので)。。
しかし、まあ、本当はモデルさんと撮影時以外にも楽しく会話をして、気分を盛り上げて、仲良くなることが一番です。そうすると、モデルさんの性格や趣味なども把握できるし、撮影を進めるうちに自然とこちらもモデルさんの最も生きるポーズが出てくるもんです。さらに、モデルさん自身も率先して動いてくれたり。たまに外したポーズをさせてしまって笑いが出たり、予想外の魅力が出たりするときもあって、それはもう撮影しながらも楽しい時間です。