オポジットってご存知でした?バレーボールフォーメーションの基本知識
スポーツ全般好きですが、バレーボールを見ることは特に好きです。
女子ならかつてのユニチカの広瀬選手だったり、日立の中田久美選手(今や久光製薬の監督ですね)、三屋裕子選手など応援していましたし、男子だったら新日鉄の田中幹保選手や岩田選手、サントリーの奥野選手など好きでした。年が知れますね。
今では、女子ならば、人気チーム東レの選手を始め、春高バレーでお馴染みの東九州龍谷高校出身の久光製薬岩坂選手や長岡選手、15歳の頃からプレミアリーグデビューを果たした期待のセッター岡山シーガルス宮下選手などなど楽しみな選手でイッパイです。
でも、昔のバレーが頭から抜け切らない者として、BSやケーブルテレビでバレーボール中継を見ていると「レセプション」だの「オポジット」だのと、あれ?何だっけ?という言葉が出てきます。
「レセプション」は、ああ、そういえばサーブレシーブの事だったな、とかろうじて思い出したりするわけですが、「オポジット」とはええと、なんだっけ、という感じで適当に流して聞いていたり。
どうやら、「オポジット」とはざっくり言うと、セッター対角で、レシーブ能力はあまり問われず、とにかく強い攻撃力を持つ「スーパーエース」のことだとか。
あれ?セッター対角ってライトプレーヤーじゃないの?そうなんです。ライトプレーヤーもオポジットもセッター対角。但し、ライトプレーヤーはレシーブやトスもありなのね。
あれれ?そういえばエースってレフトプレーヤーじゃないの?そうなんです。レフトプレーアーは攻守の要で「エース」。オポジットは攻撃専門の「スーパーエース」ということ。
といった今時の人には当り前でも、古い知識で止まってしまっていた人には有難い事が分かる本があります。
それが
「試合に勝つためのバレーボールフォーメーションBOOK」(日東書院)
バレーボールのフォーメーションのポイントをわかりやすく解説してくれています。
説明もいい意味で簡単な一方で、図は多く、理解しやすいです。
ワタクシの場合、こういう知識は、趣味にかぎらず、役立ちます。
というのも、仕事では、写真撮影でスポーツの現場に行くことも多く、こういう知識は撮影現場での自分の立ち回り方や予測にも生きてくるものですよね。
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試合に勝つためのバレーボールフォーメーションBOOK(日東書院)
1260円(1200円+税)
111ページ(25.6 x 18 x 1.4cm)
第1章 個人の役割とポジション
第2章 サーブの戦術
第3章 サーブレシーブのフォーメーション
第4章 サーブレシーブからの攻撃フォーメーション
第5章 ブロックのフォーメーション
第6章 レシーブからのフォーメーション
第7章 個人の攻撃戦術
監修 吉川正博(よしかわ まさひろ)
全日本ジュニア、アトランタ五輪のコーチを経て、1997年にNECレッドロケッツの監督に就任。同年全日本バレーボール選手権大会でチームを初優勝へと導いた。2001年には全日本女子バレーボールチーム監督に就任。同年グラチャンバレーで銅メダルを獲得。2004年NECレッドロケッツの監督に再び就任。第11回Vリーグで優勝に導き最優秀監督賞を受賞。2008年NEC監督を退任。現在は、解説者として活躍中。
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